【12月6日 Xinhua News】中国と欧州を結ぶ国際定期貨物列車「中欧班列」の運行開始から10万本目となるX8083列車が3日、ドイツのデュイスブルクに到着した。

 鉄鋼業で知られる工業都市デュイスブルクで、中国の電子製品や日用雑貨を欧州へ、欧州の自動車部品や粉ミルク、化粧品などを中国へ届ける中欧班列は新たな輸送手段として注目されている。デュイスブルク港には多くの物流、工業、貿易センター、産業パークが完成し、物流企業100社以上が進出、2万件を超える雇用が生まれた。

 中欧班列は2011年の開通後、欧州25カ国227都市とアジア11カ国100以上の都市を結び、累計で1100万TEU(20フィートコンテナ換算)、総額4200億ドル(1ドル=約150円)を超える貨物輸送を担っている。(c)Xinhua News/AFPBB News