二酸化炭素を50パーセント削減した中国の省エネRO-RO貨物船
発信地:東京
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【12月17日 東方新報】世界をリードする環境にやさしいロールオン・ロールオフ貨物船(RO-RO船)「ECO SALERNO」が8日、中国東部の江蘇省(Jiangsu)揚州市(Yangzhou)から出航した。
この船は、江蘇省の造船会社「中国招商局金陵造船(江蘇)(China Merchants Jinling Shipyard (Jiangsu) )」がイタリアの大手海運会社「グリマルディ・グループ(Grimaldi Group)」のために建造したものだ。
「ECO SALERNO」は、グリマルディ・グループの「第5世代グリーンシリーズ(GG5G)」のハイブリッド型RO-RO船の13隻目となる。
近海輸送用に設計されたこの船は、全長7800メートルを超える車両用レーンを備え、約500台のトレーラーが収容できる。従来の自動車運搬船と比較すると、二酸化炭素排出量を少なくとも50パーセント削減しながら、優れたエネルギー効率、環境持続性、非常に柔軟で効率的な貨物処理を実現している。(c)東方新報/AFPBB News