【1月7日 Xinhua News】中国福建省建甌(けんおう)市(南平市の管轄下にある県級市)の東峰鎮坤口村は宋代に、皇帝が使う茶碗・建盞(けんさん)が焼成される地として有名だった。同村の黄志松(こう・ししょう)さんと息子の黄綱興(こう・こうこう)さん、孫の黄祥鑫(こう・しょうきん)さんは代々続く陶磁器職人の家に生まれ、建盞のほか、水がめ、鉢、お椀などの製作に取り組んできた。建盞の焼成では、まきを燃料にすること、うわぐすりの原料に化学物質を使用しないことが重要だという。2022年1月、建安盞焼成技術は第7次省級無形文化遺産リストに登録された。(c)Xinhua News/AFPBB News