旧暦大みそかの帰省列車で無形文化遺産イベント 中国広東省
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【1月30日 Xinhua News】中国広東省の広州南駅から貴州省の貴陽北駅に向かうG2266号高速列車内で除夕(旧暦の大みそか)に当たる28日、広州鉄道集団広州旅客輸送部門が「無形文化遺産が帰省に寄り添う」をテーマとしたイベントを開催した。潮州功夫茶や広東剪紙(せんし、切り絵細工)、「福」の字を書いた赤い紙のプレゼントなど、広東地域の特色ある無形文化遺産を取り入れ、乗客は帰省の途中で伝統文化の魅力を感じることができた。
G2266号高速列車は広州南駅と貴陽北駅を往復し、乗客の大半が出稼ぎ労働者や帰省客で、夏休みや冬休みには学生の利用も集中する。車掌の沙威(さ・い)さんは、春節期間中は乗客へのサービス向上のため、願い事を書いた紙を貼る「ウィッシングウォール」の設置など、さらなるイベントを予定していると話した。(c)Xinhua News/AFPBB News