「ブラック・サバス」再結成限定チケット、即完売 オジー最後の公演か
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【2月12日 AFP】英ヘビーメタルバンド「ブラック・サバス」が、7月5日に開催を予定している一日限りのチャリティーライブのチケットを11日に限定販売し、30分で完売した。フロントマンのオジー・オズボーンにとっては、これが最後のステージになるとみられている。
「Back To The Beginning」と銘打たれた終日イベントは、1968年にブラック・サバスが結成された地、イングランド中部バーミンガムにあるスタジアム「ビラ・パーク」で開催される。再結成公演では、オリジナルメンバーのオズボーン、トニー・アイオミ、ギーザー・バトラー、ビル・ワードが20年ぶりに顔を揃える。その他にも、米国のロックバンド「メタリカ」や「スレイヤー」なども出演し、オズボーンのソロパフォーマンスも予定されている。
オズボーンは10日夜、翌日の先行販売サイトのリンクをフェイスブックに投稿した。
限定販売されたチケットは、販売開始から30分で完売した。今後、さらに先行販売が行われ、14日に4万枚のチケットの大半が販売されることになっている。
オズボーンは、「私の故郷に恩返しをする時が来た」と述べ、「バーミンガムこそがメタルの故郷だ。バーミンガム・フォーエバー」というメッセージを発表している。
同公演の収益は全額、パーキンソン病の研究・治療支援団体やバーミンガムの小児科病院などに寄付される。オズボーンは2020年にパーキンソン病であることを公表し、ツアーをキャンセルした。
妻のシャロンさんは先週、BBCに対して、7月のビラ・パークでの出演が引退公演になると語り、「彼は自分の活動に終止符を打つ」と話している。(c)AFP