【2月14日 Xinhua News】中国北京市経済・情報化局はこのほど、同市の2024年第4四半期(10~12月)に新規認定された「専精特新(専門化、精密化、特色化、斬新化)」の特徴を持つ中小企業が691社だったと明らかにした。総数は1万199社に増え、売上高は約1兆1500億元(1元=約21円)に上り、「1万社、1兆元超え」の目標を達成した。

 現在、北京市の中小企業数は200万社を超え、イノベーション力が強く、科学技術価値が高いなどの特徴を持つ。同市の税収の40%、発明特許の50%を占めるほか、雇用の80%を創出している。うち「専精特新」の特徴を持つ中小企業の約4割が未来産業の新分野に先手を打ち、7割超が産業チェーンの大手企業と連携している。

 同市は今年、「専精特新」の特徴を持つ中小企業1千社、「専精特新」の特徴を持つ「小巨人企業(大きな成長が見込まれるスタートアップ企業)」100社の新規育成を目指している。(c)Xinhua News/AFPBB News