【2月24日 AFP】ロシアによるウクライナ侵攻開始から3年目を迎えた24日、同国のウォロディミル・ゼレンスキー大統領は、国民の「抵抗」と「勇敢さ」を称賛した。欧州連合(EU)の指導者たちは、ウクライナとの連帯を示すために続々と首都キーウに到着している。

ゼレンスキー氏は「3年の抵抗。3年の感謝。ウクライナ人の3年間にわたる勇敢さ」を称賛し、さらに「それを守り、支えてくれているすべての人々に感謝する」と述べた。

ゼレンスキー氏によると、24日には欧州の指導者13人がキーウ入りする予定で、さらに24人がオンラインで特別会議に参加する。同氏は、これが「転換点」になることを望んでいると述べた。

ロシアのウラジーミル・プーチン大統領が「特別軍事作戦」と呼んだウクライナ侵攻の開始は、第二次世界大戦後の欧州で最大の紛争を引き起こした。これまでに両陣営の兵士数万人と、多数のウクライナの民間人が死亡。ウクライナ南部および東部では複数の町が壊滅し、数百万人が家を追われた。

西側諸国はこれまでウクライナとゼレンスキー氏を支援してきたが、米国で政権復帰したドナルド・トランプ大統領がこの支援連合を揺るがす恐れがあり、紛争の重要な局面において、軍事的・財政的支援を不透明なものにしている。

トランプ氏はウクライナ、ロシア双方に紛争の「早期終結」を求めているが、ロシアとの交渉においては、ウクライナを排除しようとする動きを見せている。

列車でキーウに到着したEUのウルズラ・フォンデアライエン欧州委員会委員長はX(旧ツイッター)への投稿で、「われわれはきょう、キーウにいる。なぜなら、ウクライナは欧州だからだ。生き残りをかけたこの戦いにおいて、危機にひんしているのはウクライナの運命だけでなく、欧州の運命でもある」と述べた。

また欧州理事会のアントニオ・コスタ議長(EU大統領)もトランプ氏の動きを明らかにけん制する形で「ウクライナにおいて、ウクライナについて、ウクライナと共に」と述べた。(c)AFP