元プレミア審判クート氏 26年まで資格停止 UEFA
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【3月1日 AFP】欧州サッカー連盟(UEFA)は28日、イングランド・プレミアリーグの審判を務めていたデビッド・クート氏(42)に対し、2026年6月までの資格停止処分を科した。
クート氏はリバプールと同クラブのユルゲン・クロップ前監督に対して侮辱的な発言をした動画が発覚した問題で、昨年12月に英サッカーのプロ審判員協会(PGMOL)から解雇された。
また、2024年欧州選手権の期間中と報じられている別の動画では、白い粉を吸引している様子も確認されており、PGMOLは「雇用契約規定に対する重大な違反があり、職務を維持することは不可能と判断した」と説明した。
UEFAの規律・倫理・懲戒委員会は前週会合を開き、クート氏が品行方正の基本ルールに違反し、サッカーと特にUEFAの評判を傷つけたと判断した。
クート氏は今年1月のインタビューでゲイであることを公表し、自分の性的指向を隠すための苦労が、リバプールをめぐる動画や薬物使用などの悪い選択につながったと弁明。「自分の行動で不快な思いをさせたことを本当に申し訳なく思う」と述べていた。(c)AFP