和平交渉と鉱物取引に意欲 トランプ氏、ゼレンスキー氏の書簡を紹介
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【3月5日 AFP】ドナルド・トランプ米大統領は4日、連邦議会の上下両院合同会議で2期目就任後初の議会演説を行い、ウクライナがロシアとの和平交渉に応じ、鉱物資源をめぐる米国との合意に署名する用意があるとする書簡を、ウォロディミル・ゼレンスキー大統領から受け取ったと明らかにした。ゼレンスキー氏との会談は先週、物別れに終わっていた。
トランプ氏は、ゼレンスキー氏から受け取ったとする書簡を読み上げ、「『ウクライナは恒久的な平和を早急に実現するため、交渉のテーブルに着く用意がある。ウクライナ人は誰よりも平和を望んでいる』と書かれている」と主張。
さらに、「米国がウクライナの主権と独立を維持するためにどれだけ尽力してくれたかを、われわれ(ウクライナ)は本当に高く評価している」とした上で、「鉱物資源と安全保障に関する合意について、ウクライナはいつでも署名する準備がある」と付け加えた。(c)AFP