ウクライナ北東部スムイ州を再攻略中 ロシア主張
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【3月10日 AFP】ロシアは9日、2022年の侵攻開始以来初めて、ウクライナ北東部スムイ州で一部領土を制圧したと発表した。一方、ウクライナは越境攻撃したロシア西部クルスク州での占領地維持に苦戦。ロシアは同州でも、新たに4つの村を奪還したと主張している。
ロシア国防省は記者説明で、反攻作戦によって、国境を挟んでクルスク州に接するスムイ州の村ノベンケを「解放」したと明らかにした。ロシアは2022年の全面侵攻開始時、一時的にスムイ州の一部を占領したが、それ以降、同州では制圧地は保持していなかった。
ノベンケは、国境からウクライナ側に約1キロ入った地点に位置する。ロシアの軍事ブロガーは、ウクライナの主要な補給路を封鎖するための一歩だと述べた。
ウクライナ側は、クルスク州の占領地を和平交渉時の取引材料として活用する考えだ。
米国とウクライナの交渉担当者は来週、サウジアラビアで協議する予定。トランプ政権は、停戦と和平合意の「枠組み」の確立を目指している。
米国はウクライナに対する情報共有や衛星データへのアクセスを遮断し、交渉に応じるよう圧力をかけている。(c)AFP