【3月14日 AFP】ロシアのウラジーミル・プーチン大統領は13日、米国が提案したウクライナでの30日間の停戦案について「重大な疑問」を抱いているが、ロシア政府はドナルド・トランプ米大統領と協議する用意があると述べた。

プーチン氏はウクライナが11日の米国との協議で合意した停戦案について初めてコメントし、案には「賛成」だが「微妙な点がある」として、それがどのように機能するのかについて「重大な疑問」があると述べた。

ウクライナのウォロディミル・ゼレンスキー大統領は、プーチン氏の発言を「非常に操作的」と非難。プーチン氏が「実際には(提案を)拒否する準備をしている」が、「トランプ大統領にこの戦争を継続したいと直接言うことを恐れている」と示唆した。

米国はロシアに無条件の停戦に同意するよう求めているが、プーチン氏は多くの異議を唱え、「われわれは敵対行為を停止する提案に同意するが、長期的な平和につながり、危機の根本原因を取り除くものでなければならない」と述べた。

プーチン氏は停戦は「正しい考え」だと述べる一方、ロシアが急速に領土を奪取・奪還し、ウクライナ軍が後退している現状では、停戦はウクライナに有利に働くと指摘。数千キロにわたる前線で停戦をどのように監視するかについても疑問を呈した。

一方で「米国側と話す必要があると思う」「トランプ大統領と電話で話し合うかもしれない」と述べた。

トランプ氏はプーチン氏の発言について「有望」だが「不完全」だとコメント。

「最終合意の多くの詳細は実際に議論されてきた。今、ロシアがそこにいるかどうかがわかるだろう。もしそうでなかったら、世界にとって非常に残念な瞬間となるだろう」と述べ、「彼と会って話をしたい」と語った。(c)AFP