【3月17日 CGTN Japanese】中国国家薬品監督管理局の報道官は12日、『中国のフェンタニル類物質規制』白書についての記者からの質問に答えました。

 同報道官は、「中国における2024年のフェンタニル系医薬品原薬の生産量は100キロで、主に国内の医療用と輸出に割り当てられた。2024年の中国のフェンタニル類医薬品の輸出量は12.3キロで、主に韓国、ベトナム、フィリピンなどに輸出された。中国はこれまで、北米地域にフェンタニル系医薬品を輸出したことがない」と説明しました。

 同報道官はまた、「中国では薬品監督管理部門がフェンタニル類薬品に対して最も厳格な管理を実行している。フェンタニル類薬品の生産と経営の管理は安定しており、製薬会社にフェンタニル類薬品を違法に生産し、販売する状況は発見されておらず、フェンタニル類薬品が製薬会社から不法なルートに流入する状況も発見されていない」と強調しました。(c)CGTN Japanese/AFPBB News