17歳アンドレーワがBNPパリバOP優勝 世界1位サバレンカ撃破
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【3月17日 AFP】テニス、BNPパリバ・オープンは16日、女子シングルス決勝が行われ、17歳の新星で大会第9シードのミラ・アンドレーワが世界ランキング1位で第1シードのアリーナ・サバレンカを2-6、6-4、6-3で破り、自身2度目となるWTA 1000優勝を果たした。
2月のドバイ・テニス選手権で、最年少でWTA 1000のタイトルを獲得したアンドレーワは、連敗していたサバレンカについに勝利し、週明けにはキャリア最高の世界ランキング6位に上昇することが確定した。
第1セットは精彩を欠いたが、そこから立ち直って第3セットでは3度のブレークに成功し、2025年の成績を全選手中最高の19勝3敗とした。今年はサバレンカにブリスベン国際と全豪オープンで敗れていたが、初めてハードコートで勝利を収めた。
「最後まで戦った自分に感謝したい」とアンドリーエワは語り、「きょうはウサギのように走り回った。アリーナは弾丸のようなショットを打ってきて、追いかけるのが本当に大変だった」と続けた。
対するサバレンカは、1セットも落とさずに決勝に進出したが、3連覇を逃した全豪オープンに続いて、またも失望を味わった。
全豪では「冗談のような」プレーだったと振り返りつつ、今回は感情を抑えきれなかったと悔やんだ。
「正直言って、自分との闘いだった。重要なポイントで多くのアンフォーストエラーを犯し、相手を乗せてしまった。自分に腹が立っていた。こんな終わり方はダメだと思うし、自分に腹が立った」
「その攻撃性を自分ではなく相手に向けるべきだった」(c)AFP