JTBC「事件班長」キャプチャー(c)NEWSIS
JTBC「事件班長」キャプチャー(c)NEWSIS

【03月25日 KOREA WAVE】韓国の飲食店で注文された料理を受け取った配達員がそのまま姿をくらます事件が起きた。14日に放送局JTBCの番組「事件班長」が取り上げた。

被害を受けたのはソウル市広津区(クァンジング)にある豚足専門店の経営者。一部始終を捉えた防犯カメラ映像を公開した。

それによると、事件は今月8日に発生した。店舗に約3万8000ウォン(約3800円)分の注文が入り、オートバイに乗った配達員を自称する男が店に到着。料理をバイクに積んで店舗を後にした。

ところが、その配達員はニセ者だった。約5分後、本物の配達員が店舗に到着。経営者は客に連絡して事情を説明し、料理を作り直す羽目になった。

経営者はニセの配達員のヘルメット姿が写った写真を店舗の前に掲示した。

しばらくして、ニセの配達員は再びこの店を訪れた。特徴的なヘルメットとオートバイを確認した経営者は店舗のドアを施錠して警察に通報。男は「理解できない、自分ではない」と否認を続けた。

防犯カメラ映像などの証拠から、警察はこの男が窃盗の容疑者とみて捜査しているが、本人は依然として否認しているという。

(c)NEWSIS/KOREA WAVE/AFPBB News