【4月3日 Xinhua News】中国広東省で今年1~2月に新設された外資企業は前年同期比16・8%増の3484社に上り、外資導入額(実行ベース、以下同)は5・9%増の233億1千万元(1元=約20円)だった。うち粤港澳大湾区(広東・香港・マカオグレーターベイエリア)内の本土9都市の外資導入額は6・9%増の215億5千万元で、全体の92・4%を占めた。同省がこのほど開かれた外資導入と利用の強化に関する記者会見で明らかにした。

 同省商務庁の朱小軍(しゅ・しょうぐん)副庁長は「業種別にみると、製造業の外資利用が目立った」と紹介。製造業の外資導入額は34・5%増の74億1千万元で、伸び率が省全体を28・6ポイント上回り、総額の31・8%を占めた。サービス業は4・3%減の153億9千万元で66・0%を占めた。

 投資元の国と地域を見ると、欧米日韓などの先進国が52・2%と高めの伸びを示し、うち欧州連合(EU)は70・4%増加した。朱氏は「1~2月に投資額が1億ドル(1ドル=約148円)以上の外資プロジェクトは7件あり、投資額は15億ドルだった」と説明した。(c)Xinhua News/AFPBB News