中国国防部、「台湾有事」想定の米日演習を非難
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【4月17日 Xinhua News】中国国防部の張暁剛(ちょう・ぎょうごう)報道官は16日、米日両国による昨年2月の模擬軍事演習「キーン・エッジ」で自衛隊機から中国軍艦艇へのミサイル攻撃シミュレーションが行われていたとの報道に関し、国の主権と領土の一体性を守る中国の意志と能力を過小評価してはならないと表明した。
張氏は次のように述べた。中国は「米日の軍事協力は第三国を対象にしてはならず、地域の平和と発展を脅かしてはならない」と一貫して主張してきた。台湾問題は完全に中国の内政であり、どのように解決するかは中国人自身が決めることである。関係国がいわゆる「台湾有事」を騒ぎ立てるのは、完全に「対立をあおって事を荒立てる」行為である。国の主権と領土の一体性を守るわれわれの確固たる意志、強大な能力を誰であれ過小評価してはならない。頑なに「台湾カード」を切って中国の内政に干渉し、さらに身のほど知らずの軍事挑発を行えば、耐え難い代償を払うことになる。(c)Xinhua News/AFPBB News