43歳アロンソ、「50歳」までに現役引退すると言及
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【4月18日 AFP】フォーミュラワン(F1、F1世界選手権)に参戦するアストンマーティンのベテランドライバー、フェルナンド・アロンソ(43)は17日、現役引退の時期について言及し、「50歳」まではステアリングを握らないと述べた。
20日に決勝レースが行われる今季第5戦サウジアラビアGPで、アロンソは自分より年齢が半分のドライバーにも匹敵する情熱と活力とともに、アストンマーティンのチーム通算100戦目に臨む。年齢ではルーキーのキミ・アントネッリ(メルセデスAMG)とオリバー・ベアマン(ハース)の合計を上回っているアロンソは、同僚ランス・ストロールの父ローレンス氏がオーナーを務めるアストンマーティンと複数年契約を結んでいる。
アストンマーティンは最近の成績はあまり芳しくないものの、チームのプロジェクトは伝説的デザイナーのエイドリアン・ニューウェイ氏をレッドブルから引き抜くのに十分であることを示した。
一方、アロンソが2023年を最後に表彰台から遠ざかっているなど、チームの成績が近年振るわないことから、今季のマシンにはニューウェイ氏の卓越した才能を注入する必要がある。
しかし、自身がデザインしたマシンでレッドブルに通算6度のドライバーズ選手権と同7度のコンストラクターズ選手権制覇をもたらしたニューウェイ氏は、技術レギュレーションが大幅に変更される予定の2026年シーズンに向けて専念している。
アロンソは「彼(ニューウェイ氏)は2026年のことだけに取り組んでいて、自分はそれを完全に支持している」と語った。
また、グリッドにどれだけ長くとどまるか問われた際には、「エイドリアンがデザインしたクルマに乗りたい」と答えつつ、「50歳ではないことは確かだ」と付け加えた。
「2026年以降は分からない。シーズンごとに、どれだけモチベーションがあるか見極めていく」
「今はとてもモチベーションが高い。2026年までやってみよう。それからじっくり話し合い、チームにとって最善の方法を確認する」(c)AFP