【4月29日 AFP】テニスの不正監視団体ITIAは29日、ダブルスで四大大会(グランドスラム)通算3勝を誇るオーストラリアのマックス・パーセル(27)が、ドーピング違反による18か月の資格停止処分を受け入れたと発表した。

パーセルは2023年12月16日と20日に、それぞれ500ミリリットルを超えるビタミンの点滴を受けたことを認め、昨年12月に自主的に資格停止処分を受けていた。世界反ドーピング機関(WADA)の規定では、12時間以内に静脈内注射できる液体の量は100ミリリットルが上限とされている。

すでに資格停止の状態にあった期間が考慮され、処分の終了日は2026年6月11日となる。

また、パーセルは2023年12月16日から2024年2月3日までの大会結果と賞金も没収される。

ITIAは、パーセルの協力と情報提供により、処分を25パーセント軽減したと明かした。(c)AFP