ホークスのダニエルズ NBA最成長選手賞に選出
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【5月1日 AFP】米プロバスケットボール協会(NBA)は30日、24-25シーズンの最成長選手賞に、アトランタ・ホークスのダイソン・ダニエルズを選出した。
オーストラリア出身で22歳のダニエルズは、今季のスチール数でリーグトップの数字を残すなどし、キャリアハイのシーズン成績はマイケル・ジョーダンやマジック・ジョンソンに肩を並べるものとなった。メディアパネルの投票では1位票を44票獲得し、2位にロサンゼルス・クリッパーズのイビツァ・ズバッツ、3位にデトロイト・ピストンズのケイド・カニングハムを抑えた。ホークス所属選手の受賞は1997-98シーズンのアラン・ヘンダーソン以来となっている。
「グレート・バリア・シーフ」のニックネームを持つダニエルズは今季最多229スチールと、1995-96シーズンのゲイリー・ペイトン以降では最多の記録を残し、最優秀守備選手賞では次点となっていた。
昨年7月にニューオーリンズ・ペリカンズからホークスにトレードされて迎えた今季は、1試合平均14.1得点、5.9リバウンド、4.4アシスト、3.1スチール、フィールドゴール成功率は49.3パーセント、3ポイント成功率も34.0パーセントとキャリア最高の数字を残した。
NBAの歴史上で1試合平均14得点、5リバウンド、4アシスト、3スチールを達成したのは、ジョンソン、ジョーダン、アルビン・ロバートソン、マイケル・レイ・リチャードソンの4人しかいなかった。
またディフレクションの数も、1試合平均最多5.8回の443回を記録している。(c)AFP