動画:米GDP、1~3月期はマイナス成長 トランプ氏「バイデンのせい」と責任転嫁
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【5月1日 AFP】米商務省が4月30日に発表した今年1~3月期の国内総生産(GDP)速報値は年率換算で前期比0.3%減少した。前期の2.4%増から予想外のマイナス成長に転じた。
オンライン投資家情報サイト「ブリーフィング・ドット・コム」によると、市場予想は0.4%成長だった。四半期ベースでのマイナス成長は、2022年1~3月期以来初めて。
商務省は声明で、マイナス成長の主因として「輸入の増加」に加え、消費支出と政府支出の減少を挙げた。
輸入が急増したのは、企業や消費者が、ドナルド・トランプ大統領による4月初めの広範な関税措置発動を控え、駆け込みで外国製品を購入したことを反映している。
トランプ氏は閣議で、マイナス成長は「バイデン(前大統領)のせいだ。トランプのせいではない」と述べ、前政権の政策の負の遺産によるものだと主張した。
一方で、第1四半期には総民間対内投資が「驚異的な」22%増となったことを強調した。(c)AFP/Daniel AVIS, Myriam LEMETAYER