【5月11日 AFP】米プロバスケットボール(NBA)は10日、プレーオフのカンファレンス準決勝(7回戦制)が行われ、ウエスタンカンファレンスではミネソタ・ティンバーウルブズが102-97でゴールデンステイト・ウォリアーズを下し、シリーズ成績2勝1敗と先行した。

ティンバーウルブズはアンソニー・エドワーズが36得点を挙げ、ジュリアス・ランドルも24得点、12アシスト、10リバウンドのトリプルダブルをマークし、第4クオーターに逆転した。エドワーズは前半は8点だったが、最終クオーターだけで13点を挙げるなど後半に28点を記録し、最後の16本のシュートのうち10本を成功させた。

左ハムストリングの負傷でステフェン・カリーを欠くウォリアーズは、守備で奮闘したが敗れた。第4戦は12日に同じくウォリアーズのホームで行われる。

イースタンカンファレンスでは、昨季王者ボストン・セルティックスがニューヨーク・ニックスを115-93で圧倒し、1勝2敗とした。

7回戦制のシリーズで0勝3敗から逆転したチームはない中で、ホームでの2試合は3ポイントシュートが不調で、20点のリードを失って連敗していたが、この試合では40本中20本の3ポイントを成功させ、ニックスを圧倒した。

今季の最優秀シックスマン賞を獲得したリザーブのペイトン・プリチャードが23得点を挙げてチームをけん引。ジェイソン・テイタムは22得点、9リバウンド、7アシストを記録し、ジェイレン・ブラウンは19得点、デリック・ホワイトは17得点を挙げた。

屈辱的な連敗を乗り越えたセルティックスは、1968-69シーズン以来のファイナル連覇へ勢いを手にした。第4戦はニックスのホームで12日に行われる。(c)AFP