【5月17日 AFP】ドナルド・トランプ米大統領は16日、米国がパレスチナ自治区ガザ地区の状況を「解決する」と主張し、封鎖されたガザで多くの人が飢えていると述べた。

トランプ氏は中東歴訪の最終行程を終えた際の簡潔なコメントで、「われわれはガザに目を向けている。そして、それを解決するつもりだ。多くの人々が飢えている」と記者団に語った。

イスラエルはガザを2か月以上にわたって封鎖しており、国連機関や人道支援団体は、人口240万人のガザへの燃料や医薬品の搬入量が減少していると警告している。

イスラエルは、ガザで人道危機が発生していることを繰り返し否定している。

これに先立ちマルコ・ルビオ米国務長官は、米国とイスラエルが支持する支援物資搬入計画が広く批判されたのを受け、新たなアイデアを受け入れる考えを示し、ガザの人道状況に懸念を表明した。(c)AFP