【5月23日 AFP】ノルウェースキー連盟は22日、用具の改造スキャンダルに関連し、同国スキージャンプの関係者3人と契約解除で合意したと発表した。

解雇されたのはコーチのマグヌス・ブレビグ氏とアシスタントのトーマス・ロッベン氏、そしてスタッフのアドリアン・リベルテン氏で、ノルウェー選手の空中でのパフォーマンスを向上させるためにスーツを改造する規則違反を犯した疑いが持たれている。

国内メディアによると、ブレビグ氏とリベルテン氏は3月初旬、スーツが切り開かれて改造された部屋にいたところを秘密裏に撮影された。

この事件を受けて、国際スキー連盟(FIS)は現在も調査を継続しており、ノルウェーのマリウス・リンビクとヨハン・アンドレ・フォーファング両選手が暫定的な資格停止処分を科された。その後、元五輪王者で元世界記録保持者のロバート・ヨハンソンを含む3選手も同じ処分が下った。ヨハンソンは今週、現役引退を表明している。(c)AFP