チェルシーがベティス下しECL制覇、史上初の快挙も達成
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【5月29日 AFP】サッカーUEFAカンファレンスリーグは28日、ポーランド・ウロツワフで決勝が行われ、チェルシー(イングランド)が4-1でレアル・ベティス(スペイン)から逆転勝利を収めて優勝を飾り、史上初の欧州クラブ大会全制覇を達成した。
動きが鈍く無気力なチェルシーに対して積極的に出たベティスは、9分にアブデ・エザルズリが先制点を奪った。それでもエンツォ・マレスカ監督が後半の交代策でエネルギーを注入すると、チェルシーはコール・パーマーのお膳立てから65分にエンソ・フェルナンデス、70分にニコラス・ジャクソンが得点を奪い、試合の流れを変えた。
ベティスが欧州大会初の決勝で失速する中、83分にジェイドン・サンチョが勝負を決定づける3点目を決めると、モイセス・カイセドが花を添える4点目を挙げた。
これでチェルシーは、欧州チャンピオンズリーグ、ヨーロッパリーグ、カンファレンスリーグ、スーパーカップ、そして現在は廃止されたカップウィナーズカップの五つの欧州サッカー連盟(UEFA)クラブ大会すべてを初めて制覇したクラブになった。(c)AFP