メキシコで初の裁判官選挙、投票率は13%どまり
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【6月2日 AFP】メキシコで1日、すべての裁判官を国民投票で選ぶ初の選挙が実施された。全裁判官を対象とする公選制を導入したのは世界でもメキシコだけ。ただ、投票率は約13%にとどまった。
有権者は約880人の連邦判事(最高裁判所判事含む)および数百人の地方判事や治安判事を選ぶ。残りの選挙は2027年に行われる予定だ。
国立選挙機関の責任者、グアダルーペ・タデイ氏はテレビを通じ、約1億人の有権者のうち、投票したのは12.57~13.32%にとどまったと述べた。
司法改革を擁護していたクラウディア・シェインバウム大統領はSNSに投稿したビデオメッセージで、今回の選挙について「完全な成功」と評価した。(c)AFP