イラク、南部湿地帯での魚の大量死を調査
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【6月2日 AFP】イラク当局は2日、南部の湿地帯で発生した魚の大量死について調査を開始した。
現場は南部ナジャフ近郊の湿地帯イブン・ナジム。AFPが撮影した画像では、銀色の魚が大量に浮かんでいる様子が確認できる。
AFPの写真記者は、湿地で水を採取する当局職員を目撃した。ナジャフ環境局によると、水不足、電気漁法、漁業関係者による「有害物」の使用について調査が行われる。
イラクでは近年、魚の大量死が相次いで発生している。原因としては、気候変動による水流の減少、水の蒸発の増加、気温上昇によって起こる酸素不足の他、漁業で使用される化学物質の可能性が挙げられている。(c)AFP