【6月10日 CGTN Japanese】未来のインテリジェント都市のあり方を探る第2回雄安未来の都市シーンシリーズ決勝戦が9日、中国北部の河北省雄安新区でスタートしました。

 今回の大会では、スマート農業、宇宙航空情報、ロボット、フィンテック、垂直領域大規模モデル(特定業界と応用場面にマッチングする大規模モデル)、医療と大健康(健康食品・サプリメントや健康診断・生活指導から、病後のリハビリ、老人ホームやサービス付き住宅など介護領域まで生老病死に関わる全ての領域が対象)、グリーン低炭素、ネットワークセキュリティー、スマートコネクテッド、安全や緊急事態対応、低空域交通の11項目のコンテストが開催され、981チームの1191の作品が決勝に進出し、決勝戦は6月末に終了する予定です。

 雄安新区はまた、同大会の成果の商業化・実用化の促進に関する専門の措置を打ち出し、革新企業の質の高い発展を支援しており、ハイテクスタートアップ企業グループの誘致に力を入れ、コンテスト成果の応用拡大を推進していくとのことです。

 雄安新区は河北省の中部に位置し、中国の主要な経済圏の一つである京津冀(北京市・天津市・河北省)地域の共同発展を図り、北京の非首都機能を他の地域に分散・移転させることを目的に、河北省雄県、容城、安新3県と周辺の一部地域を新区として開発するものです。(c)CGTN Japanese/AFPBB News