イスラエル軍、ガザで20人殺害 食料待つ6人も 民間防衛当局
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【6月25日 AFP】パレスチナ自治区ガザ地区の民間防衛当局は、イスラエル軍による25日の発砲で少なくとも20人が死亡したと発表した。この中には、食料支援を受け取ろうとしていた6人も含まれる。
民間防衛当局のマフムード・バッサル報道官はAFPに対し、ガザ地区中部で毎晩、食料配給を求めて集まる多数の民間人を狙ってイスラエル軍が発砲し、6人が死亡、30人が負傷したと明らかにした。
バッサル報道官は、集まっていた人々はイスラエル軍の「銃弾と戦車砲」で攻撃されたとしている。
AFPが取材を求めたイスラエル軍は、報告について「調査中」だと回答した。
ガザでは、食料配給拠点付近で死傷者の出る事例が相次ぎ、米国とイスラエルの後押しで人道支援物資の配給を行う「ガザ人道財団(GHF)」による活動は、多数の死者と混乱を招いている。(c)AFP