【7月23日 AFP】スペイン1部リーグ、FCバルセロナ(FC Barcelona)の新監督に、元パラグアイ代表監督のヘラルド・マルティーノ(Gerardo Martino)氏が就任濃厚と、22日、スペインのメディアが一斉に報じた。

 アルゼンチン1部リーグのニューウェルス・オールドボーイズ(Newell's Old Boys)で指揮官を務めていた50歳のマルティーノ氏は、23日にバルセロナ(Barcelona)入りし、3年契約を結ぶとみられている。FCバルセロナは19日、進行中の病気のためティト・ビラノバ(Tito Vilanova)監督の退任を発表していた。

 FCバルセロナに所属するリオネル・メッシ(Lionel Messi)が育ったアルゼンチン・ロサリオ(Rosario)出身のマルティーノ氏は、ニューウェルスで12-13後期シーズンの優勝を果たし、チームをリベルタドーレス杯2013(Copa Libertadores de America 2013)4強に導いたものの、最近になって退任していた。

 またニューウェルス就任以前にはパラグアイのリベルタ(Libertad)やセロ・ポルテーニョ(Cerro Porteno)を率いて国内リーグを4度制覇し、その後同国代表チームを指揮して2010年のW杯南アフリカ 大会(2010 World Cup)で準々決勝進出、翌年のコパ・アメリカ2011(2011 Copa America)では決勝進出を果たした。(c)AFP