【2月20日 AFP】ブラジルのフロリアーノポリス(Florianopolis)で19日、サッカーW杯ブラジル大会(2014 World Cup)へ向けた会合が行われ、各国代表監督が大会の開催計画について議論した。

 国際サッカー連盟(FIFA)がクリチバ(Curitiba)を12会場の1つから除外しないと発表した翌日、ブラジルのルイス・フェリペ・スコラーリ(Luiz Felipe Scolari)監督を初めとする出場32か国中25か国の指揮官が、ビーチリゾートのコスタ・ド・サンティーニョ(Costao do Santinho)に到着した。

 FIFAはクリチバのアレーナ・ダ・バイシャーダ(Arena da Baixada)について、工期の大幅な遅れを理由に会場から除外する可能性を示唆していたが、この1か月で作業に大幅な進展が見られたことを受け、もう1度チャンスを与えることを決めた。

 ウルグアイ、コスタリカ、イタリアと同組に入ったイングランド代表のロイ・ホジソン(Roy Hodgson)監督は、この会合に先立ち、イタリアとのグループ初戦を戦うアマゾンの町マナウス(Manaus)を視察した。

 ホジソン監督は組み合わせ抽選前、暑さと湿度が厳しいことからマナウスは避けたいと発言し、現地の不興を買っていたが、地元当局に手紙を送り、今回実際に訪問して関係を修復した。