【7月6日 AFP】国際サッカー連盟(FIFA)は5日、チリの選手を殴ったブラジルサッカー連盟(Brazilian Football Confederation、CBF)の広報に対し、W杯ブラジル大会(2014 World Cup)3試合の入場禁止処分を科した。

 CBFの広報主任を務めるロドリゴ・パイヴァ(Rodrigo Paiva)氏は、6月28日に行われた決勝トーナメント1回戦のハーフタイムにスタジアムのピッチと控室をつなぐ通路でチリのマウリシオ・ピニージャ(Mauricio Pinilla)を殴った。

 パイヴァ氏には今大会3試合の入場禁止処分が言い渡され、4試合目は2年間の執行猶予となった。FIFAまた、1万スイスフラン(約114万円)の罰金処分も科している。

 すでに1試合の入場禁止は執行されているが、ブラジルが決勝に進出したとしても、大会期間中はパイヴァ氏はの入場は許されない。

 チリの広報担当を務めるマリア・ホセ(Maria Jose)氏は、CBFで同じ役職に就いているパイヴァ氏がピニージャを殴ったと語った。パイヴァ氏はブラジルメディアに対し、両チームがピッチを去る際に小競り合いがあったと語っている。(c)AFP