【12月11日 AFP】14-15フィギュアスケートのグランプリ(GP)ファイナルでは、女子シングルに出場する6選手中4人が、10代のロシア人選手となっている。

 15歳エレーナ・ラディオノワ(Elena Radionova)は、開幕戦のスケート・アメリカ(Skate America 2014)に続き、エリック・ボンパール杯(Trophee Eric Bompard 2014)でも優勝。自身でも成長を実感しているという。

 世界ジュニア選手権で2連覇を飾っているラディオノワは、「ボルドー(Bordeaux)ではより自信を持って滑ることができた」とすると、「私にとって、GPファイナルと他の大会に、これといった違いはないわ」と話した。

 ロシアでは、エリザベータ・トゥクタミシェワ(Elizaveta Tuktamysheva)、アンナ・ポゴリラヤ(Anna Pogorilaya)、ユリア・リプニツカヤ(Julia Lipnitskaia)の3選手も、バルセロナ(Barcelona)行きの切符を手にしている。

 米国の23歳アシュリー・ワグナー(Ashley Wagner)は、3年連続でファイナルの出場権を手にしており、同胞のグレイシー・ゴールド(Gracie Gold)が故障による欠場を表明したため、米国の期待を一人で背負うことになる。

 日本勢では、18歳の本郷理華(Rika Hongo)がゴールドに代わり出場権を獲得した。(c)AFP