トラが大会新記録で男子マラソン優勝、世界陸上
発信地:ユージーン/米国
このニュースをシェア
【7月18日 AFP】第18回世界陸上オレゴン大会(World Athletics Championships Oregon 22)は17日、男子マラソンが行われ、ラスト8キロから強さを見せたエチオピアのタミアト・トラ(Tamirat Tola)が2時間5分36秒で優勝を飾った。
2016年リオデジャネイロ五輪の1万メートルで銅メダル、2017年の世界陸上ロンドン大会のマラソンで銀メダルを獲得しているトラは、34キロ地点で仕掛けて6人の追走集団を置き去りにし、またたく間に7秒のリードを築くと、そのまま差を広げて勝利した。
優勝タイムは、ケニアのアベル・キルイ(Abel Kirui)が2009年のベルリン大会でマークした2時間6分54秒を上回る大会新記録となった。
2時間6分44秒を記録したモシネト・ゲレメウ(Mosinet Geremew)が2019年ドーハ大会と同じ2位に入り、エチオピア勢がワンツーフィニッシュを達成した。ベルギーのバシル・アブディ(Bashir Abdi)がゲレメウと4秒差の3位に入った。
西山雄介(Yusuke Nishiyama)は13位、星岳(Gaku Hoshi)は38位だった。(c)AFP