【6月28日 AFP】女子テニス協会(WTA)は27日、ツアーカレンダーを再編し、男子ツアーと共催の大会の賞金を今後10年間で同額にする計画を発表した。

 WTA 1000WTA 500の大会では、男子と合同開催の大会は2027年までに、別開催の大会は2033年までに同額賞金の実現を目指す。

 WTA 1000の大会は年間10大会に増加し、BNPパリバ・オープン(BNP Paribas Open)やマイアミ・オープン(Miami Open)などの一部大会は、出場選手数を増やして2週間かけて開催する。WTA 500の大会数も17に増やす。

 また、トップ選手がレベルの高い大会にコンスタントに出られるようにするエントリールールの変更も行う。

 WTAの選手会メンバーのドナ・ヴェキッチ(Donna Vekic、クロアチア)は「WTAツアーにとって画期的な瞬間だ」と計画を歓迎した。(c)AFP