メッシとロナウドの対決実現せず アル・ナスルがマイアミに6発大勝
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【2月2日 AFP】サッカー親善試合は1日、サウジアラビアの首都リヤドで行われ、同国1部リーグのアル・ナスル(Al Nassr)はクリスティアーノ・ロナウド(Cristiano Ronaldo)をけがで欠きながらも、米メジャーリーグサッカー(MLS)のインテル・マイアミ(Inter Miami)を6-0で粉砕した。インテル・マイアミのリオネル・メッシ(Lionel Messi)は、6点差をつけられていた残り7分での途中出場にとどまった。
アル・ナスルは前週ロナウドがふくらはぎを負傷して中国ツアーの2試合を延期していた中で、この日は長年のライバルであるロナウドとメッシにとって最後になると思われる直接対決も実現しなかった。
両者は合計13度の世界最優秀選手賞「バロンドール(Ballon d'Or)」に輝いており、昨年はメッシが最多8回目の受賞を果たした。ロナウドとメッシが最後に対戦したのは昨年1月で、このときは当時メッシが所属していたパリ・サンジェルマン(Paris Saint-Germain、PSG)が5-4でロナウドを擁するサウジ選抜に勝利した。
しかし、この日の一戦ではアル・ナスルのタリスカ(Anderson Talisca)が2人から主役の座を奪ってハットトリックの活躍を見せたほか、チームも最初の12分間で3点を入れるなどして圧勝した。
対するインテル・マイアミは、明らかにプレシーズンの世界ツアーによる疲労がみられ、メッシと同じくスペイン1部リーグのFCバルセロナ(FC Barcelona)でプレーしたルイス・スアレス(Luis Suarez)、セルヒオ・ブスケッツ(Sergio Busquets)、ジョルディ・アルバ(Jordi Alba)の3人は出場したものの、アル・ナスルとの力の差は歴然としていた。
インテル・マイアミは今後、アジアツアーで香港と日本を訪れた後、21日にMLSの新シーズンを迎える。(c)AFP