【2月10日 AFP】米ナショナル・フットボール・リーグ（NFL）は9日、国外市場の拡大を続けている中で、2025年シーズンにサッカースペイン1部リーグのレアル・マドリード（Real Madrid）の本拠地サンチャゴ・ベルナベウ（Santiago Bernabeu Stadium）で試合を行うと発表した。NFLのレギュラーシーズンがスペインで開催されるのは、これが初めてとなる。

　サンチャゴ・ベルナベウは開閉式屋根の設置などの大規模な改修をしており、試合はリニューアルしたスタジアムで行われることになる。

　NFLの関係者によると、スペインには1300万人のNFLファンがおり、同国における「ファンの情熱」が今回の動きにつながったという。

　これまで国外でのNFLレギュラーシーズンは、英ロンドン、ドイツ・ミュンヘン（Munich）とフランクフルト（Frankfurt）、メキシコ・メキシコ市、カナダ・トロントなどで合計50試合が行われている。

　2024年シーズンには、ブラジルのサンパウロ（Sao Paulo）でも南米初のNFL試合が実施される。(c)AFP