【11月8日 Xinhua News】中国上海市で開幕した中国国際輸入博覧会には、資生堂が2019年から6年連続で出展を果たし、新製品を含む多くの商品を展示している。資生堂中国の梅津利信最高経営責任者(CEO)が初日の5日、新華社の取材に応じ、出展への意気込みを語った。

 梅津氏は昨年も輸入博に参加し「影響力の大きさを感じた」。中国政府の高いコミットメントを知り、自社のビジネスに実際の影響を与えることも分かった。「われわれが展示した新商品や新技術が輸入博の終了後、幅広いステークホルダーに知られている。波及効果が絶大な展示会であることを実感した」。輸入博はただの展示会ではなく、実際にビジネスにつながり、商品にしっかり転換できる「極めてまれな世界的なエキスポ」だと高く評価する。

 中国経済の強靭(きょうじん)さと活力を目にし、投資をさらに強化し、イノベーションを進める必要性を痛感したという梅津氏。昨年の輸入博が終わってすぐに今回の企画を考えた。今年は新製品のほか、三つのブースを通じ、資生堂の技術やイノベーションを紹介しているという。(c)Xinhua News/AFPBB News