動画:入院中のローマ教皇、在位12年 快方に向かうも今後の活動は不透明
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【3月14日 AFP】ローマ・カトリック教会のフランシスコ教皇(88)は13日、在位12年を迎えた。肺炎のため2月14日から入院しており、危険な状態は脱したとされるが、今後の活動には不透明な部分が多い。
教皇はローマのジェメッリ大学病院に入院中、ミサを上級枢機卿に委ねる一方で、職務を断続的に続け、親しいバチカン関係者とも面会している。
しかし、「2025年聖年」に関する行事には1か月間欠席している。教皇が25年ごとに開催する聖年には、バチカンおよびローマに約3000万人の巡礼者が訪れると見込まれている。
また、キリスト教暦で最も神聖な期間である「イースター(復活祭)」まで6週間を切ったが、それまでに教皇が十分に回復し、行事を取り仕切れるようになるかは不透明だ。
入院以来、公の場に姿を見せていない教皇は、今後の方針について再考を迫られる可能性が高いとの見方が広がっている。
バチカン専門家で、フランスの宗教新聞「ラ・クロワ」の元編集長であるミシェル・キュブレー神父は、AFPの取材に対し、「(退院して)バチカンに戻った後の生活がどのようになるかは、教皇自身にも分からない。職務を継続できなくなった場合、辞任という選択肢を検討していることは間違いない」と語った。(c)AFP