1~2月 中国の小売総額、前年比4.0%増
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【3月24日 東方新報】国家統計局の公式サイトが17日に発表したデータによると、2025年1月から2月にかけての社会消費財小売総額は8兆3731億元(約173兆2646億円)となり、前年同期比で4.0パーセントの増加となった。そのうち、自動車を除く消費財小売額は7兆6838億元(約159兆円)で、4.8パーセント増加した。
事業者の所在地別に見ると、都市部の消費財小売額は7兆2462億元(約149兆9456億円)で前年比3.8パーセント増、農村部は1兆1269億元(約23兆3189億円)で前年比4.6パーセント増となった。
消費の種類別では、商品小売額は7兆3939億元(約153兆円)で3.9パーセント増、飲食サービスによる売上(外食産業)は9792億元(約20兆2626億円)で4.3パーセント増加した。
小売業態別では、一定規模以上の小売業において、コンビニエンスストアは前年比9.8パーセント増、専門店は5.4パーセント増、スーパーマーケットは4.0パーセント増、百貨店は0.4パーセント増となった。一方、ブランド直営店の小売額は0.8パーセント減少した。
また、全国のオンライン小売額は2兆2763億元(約47兆1935億円)で前年同期比7.3パーセント増。そのうち、実物商品のオンライン小売額は1兆8633億元(約38兆5573億円)で5.0パーセント増となり、社会消費財小売総額に占める割合は22.3パーセントとなった。実物商品カテゴリー別では、「食品関連」は10.8パーセント増、「日用品関連」は5.4パーセント増、「衣料品関連」は0.6パーセント減少した。(c)東方新報/AFPBB News