ハマス、支持者に「武器を取れ」 イスラエルの新たな避難命令に対抗
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【4月1日 AFP】パレスチナ自治区ガザ地区のイスラム組織ハマスの幹部は3月31日、イスラエルによるガザ住民追放計画に対抗し、世界中の支持者に武器を取り戦うよう呼び掛けた。イスラエルはガザ南部に広範な避難命令を出し、攻勢を強化している。
ガザ住民を破壊された同地から、エジプトやヨルダンなどの近隣諸国に強制移住させるという構想は、ドナルド・トランプ米大統領が最初に提起し、さらにベンヤミン・ネタニヤフ首相を含むイスラエルの右派政治家たちが飛びついた。ネタニヤフ氏は3月30日、これを実行すると宣言した。
これに対し、ハマス幹部のサミ・アブ・ズフリ氏は声明で「虐殺と飢餓を組み合わせたこの邪悪な計画に直面する今、武器を取れる者は誰であれ、世界中のどこであれ、行動を起こさなければならない」「爆薬も、弾丸も、ナイフも、石すらも惜しんではならない。すべての者が沈黙を破るべきだ」と呼び掛けた。
イスラエル軍のアビチャイ・アドライ報道官がX(旧ツイッター)に投稿したガザ住民に対する避難命令には、ラファ市を含むガザ南部の広範囲が赤く示された地図が添えられていた。命令には「イスラエル軍は、これらの地域のテロ組織の能力を排除するために、強大な力をもって再び戦闘を開始する」と記され、住民にラファの北西に位置するアルマワシ地域への避難を促していた。
AFPTVは、イスラエル軍の避難命令を受けて3月31日、パレスチナ人住民がガザ南部から離れる様子を伝えた。所持品を山積みにした車で移動する人々や、重い荷車を押す人々、あるいは何も持たずに避難する人々の姿があった。(c)AFP