【4月1日 AFP】3月30日に行われたテニス、マイアミ・オープンの男子シングルス決勝で、ノバク・ジョコビッチ(セルビア)を撃破してツアー初優勝を果たした19歳の新星ヤクブ・メンシク(チェコ)は、審判がタイミングよく昼食を取っていなければ、1回戦を前に大会を棄権していただろうと明かした。

メンシクは報道陣の取材で、試合前の練習中に右膝に激しい痛みを感じ、ほとんど歩行できず、ましてや走ることなど無理な状態だったと振り返った。

そしてロベルト・バウティスタ・アグト(スペイン)との1回戦を前に、棄権届を提出するため審判室へ行ったものの、審判は昼食で不在だったという。

「それで、とにかく理学療法士のところに行こうと思った。彼らに『膝が痛むんだ。書類を書いたから、これから出しに行く』と言った」

「理学療法士が状態を見てみようと言って、治療を始めて30分ほどケアしてくれた。すると『深刻な問題ではない、この痛みならプレーしても何も起こらない』と言われた」

「本当につらかった。別の鎮痛剤を試したら少し楽になり始めた。試合の30分前には『歩ける、走れる、やってみよう』と思った」

メンシクはフルセットの末にバウティスタ・アグトを下した後、BNPパリバ・オープンを制したジャック・ドレイパー(英国)にも番狂わせを演じ、準決勝では世界ランキング4位のテイラー・フリッツ(米国)を破る快進撃を見せた。(c)AFP