【5月9日 AFP】米大リーグ(MLB)で長年苦しんできたシカゴ・ホワイトソックスのファンは、チームが成功するためには神の介入が必要だと不満を漏らしていたが、今、彼らは教皇レオ14世という最も神聖な味方をつけた。

米シカゴ生まれロバート・フランシス・プレボスト枢機卿は8日、ローマ教皇に選ばれたが、シカゴに二つある球団のうちの一つを長年応援してきた。

当初、両球団がレオ14世は自分たちのファンだと主張し、市内での対立が激化していたが、新教皇の兄弟の介入により状況が変わった。

地元テレビ局WGNのインタビューでジョン・プレボストさんは、「彼は一度もカブスのファンではなかったので、どこからその話が出てきたのか分からない。彼はいつだってホワイトソックスのファンだった」と述べている。

その後ホワイトソックスは、世界的なニュースがチームに触れたことに乗じて、「やあシカゴ、彼はソックスファンだ!」と記された本拠地バックスクリーンの写真をX(旧ツイッター)に投稿している。(c)AFP