【2月16日 AFP】ドナルド・トランプ米政権発足後初となる日米韓外相会談が15日、ドイツでミュンヘン安全保障会議に併せて開かれた。会談では、北朝鮮の「完全な非核化」を追求することを確認した。

会談には岩屋毅外相、マルコ・ルビオ国務長官、趙兌烈(チョ・テヨル)外相が出席。共同声明によると、3か国は「国連(UN)安全保障理事会決議に従い、朝鮮民主主義人民共和国の完全な非核化に向けた断固たる決意を再確認」した。

また、北朝鮮の核・ミサイル計画、仮想通貨の窃取を含む悪質なサイバー活動、ロシアとの軍事協力の強化について深刻な懸念を表明し、共同で対処する必要があることで一致。

その上で、「自国へのいかなる挑発や脅威も容認しない」との「強い警告」を発し、北朝鮮に対する国際的制裁を維持・強化すると表明した。

拉致被害者や未帰還の戦争捕虜、離散家族などの問題の即時解決にも尽力しているとした。(c)AFP