国連児童基金(ユニセフ)によると、最低限の衛生設備すら利用できない人の数は全世界で約23億人に達しており、うち8億9200万人が野外での排せつを余儀なくされています。また、自宅に手を洗うための設備がある人は、世界保健機関(WHO)とユニセフが調査した77か国のうち、42か国で全人口の半数未満でした。SDGsの目標の一つ、「安全な水とトイレを世界中に」ではこうした状況への取り組みが求められています。